ホームヘルパーの守秘義務

ホームヘルパーの守秘義務
ホームヘルパーの守秘義務について
ホームヘルパーは利用者さんのご家庭で仕事をしますので、知らず知らずに利用者さんの個人情報に接します。
利用者さんの健康状態や家族構成のデータ、また利用者さんの財産に関する事項等の個人情報は「介護のプロ」として絶対に漏らしてはいけません。
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またホームヘルパーは利用者さんの貴重な話し相手です。
話の内容は、近所の人の話や家族の問題、お金の話まで、プライベートな話題に及ぶことは珍しくありません。中には家族の方の悪口もあるでしょう。そのようなこともヘルパーさんはそっと胸にしまっておいてください。
自分の家族やヘルパー仲間にも話してはいけない事項です。
利用者に自分の携帯番号を聞かれたら・・・?
利用者さんには自分の携帯番号や住所も教える必要はありません。
もし聞かれたら・・・施設又は事務所の連絡先を教えて施設や事務所を通して連絡を取り合うようにしましょう。
移動の際の注意点
ホームヘルパーは自転車で移動する場合が多々あります。利用者さんの書類を自転車のかごに入れる場合は、盗難防止に注意することが大切です。
また書類を訪問宅に持ち込み、忘れて次の利用者さん宅に行ってしまうことの無いように注意ください。
- 書類はファイルに入れた状態で持ち歩かず、必ずチャックのついたバックに入れること。
- 利用者さん宅には必要最小限の書類しか持参しないこと。
- 自転車のかごには防犯ネットを付けること。
- 自転車移動の場合は、たとえ利用者さんの玄関先に駐輪していても、かごの荷物は自転車に残さないこと。
- 車移動の場合は外から見える場所に書類やバックを置かないこと。
業界の実態は・・・・
ホームヘルパーはホームヘルパー2級の資格を取得して業務を行います。
しかしホームヘルパー2級の資格は比較的取得しやすい資格で、資格取得の過程で守秘義務についての十分な教育がなされておりません。
ホームヘルパーさんの守秘義務教育は、入所した施設や登録派遣会社の入社後の研修にゆだねられているのが現実です。
ホームヘルパーの仕事を十分な見識と、意欲を持って行っている方が多い中で、「時給の良い家事手伝いのアルバイト」と言う感覚でこの業界に入ってくる方もおります。(こういう方は、身体介護などのケアは引き受けず、いわゆる家事援助のみを行います。)
また小規模施設では労務管理や研修まで手が回らず、ホームヘルパーの人数確保が優先されているのも現実です。
しっかりと守秘義務を守って仕事をしている人が多いのですが、中には「どうせ知らない人だから・・」と利用者さんのプライバシーを、家人や友人にぺらぺらと喋っているホームヘルパーがいることも事実です。
ベテランホームヘルパーはどうしているか?
あるベテランホームヘルパーさんの話です。
利用者さんのプライバシーに触れるようなことは絶対に話しません。また、業務中は依頼されたこと以外は手を出さないようにしております。家事援助で食事を暖めたり、用意したりする時にも使った物は必ず元の状態に戻しております。「なんとなく汚れているので掃除してあげたい」と思っても依頼されていない場合は、そのままにします(痴呆の方の場合だと、きれいにするとわからなくなる場合もありますから・・・またお嫁さんのプライドもありますから・・)。
しっかりと自分の業務を認識し、かつ利用者さんやご家族への配慮も行っているベテランならではの意見ですね。
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